脇本農場
STAFF VOICE
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石原牛を日本一の和牛ブランドに。
高い志を持って周りから学んでいます。脇本農場石原 慎也(専務取締役)
10年間東京で働き、マル善を継ぐ決意で鹿児島に戻りました。社長は牛を扱うことにかけて日本一だと信じています。それは近くで働くようになってあらためて感じること。だから石原牛というブランドをしっかり発信することで、多くの人にその存在を知って欲しい。社長の技をもっと吸収しようと、今は現場で懸命に勉強をしています。牛造りは知れば知るほど奥が深いことがわかってきます。子牛の競りで素質を見極める難しさ、体調の微妙な変化に気がつく目、グラム単位の細やかな餌やり。誰にでもできることではないからこそ、石原牛が安定して好成績を生み出していることの重みを実感します。10年後、多くの人に「石原牛=とろける和牛」というブランドが認知されている状態にしていきたい。志を高く持ち、学べることを周りからどんどん吸収しながら、貪欲にチャレンジしていきます。
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手をかけることはいくらでもある。
どこにも負けない牛造りを追求したい。脇本農場長谷尾 政樹
農場が家族経営から会社経営に変わるタイミングで社長に声をかけられました。入社を決めた理由は「最高の牛造り」を追求したいという社長の熱い想いに共感したから。上を目指して仕事をしていくことは、きっと将来につながると感じました。現在は脇本農場長として全体の飼育管理をしながら、チームみんなが同じ意識を持って働けるよう、意見を集約して方向を定めていく役割を担っています。病気の早期発見、餌やり、寝床づくりなど日々の業務はルーティンですが、生きものも天候も日々変わるので、変化を敏感に感じとり、気がついたことがあればすぐに対応することを大切にしています。牛造りはここまでやればいいということはなく、いくらでも手をかけることはできる。やったことが、すべて結果として表れるからやりがいがあります。ぜひ石原牛を食べてもらいたい。そして、何かを感じてもらえたら嬉しいです。
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業界からも「どうやるの?」と聞かれるほど
評価される石原牛の品質を守りたい。脇本農場田代 昭浩
この業界に入って時間はそれほど経ちませんが、関係者と話をしていると石原牛の品質の高さをよく驚かれます。「どうやれば等級5を8割以上にできるのか知りたい!」と。そうした高い評価をされる商品に携われることは誇りにもなるし、自信にもなります。私は牛舎の寝床の管理を重点的に担当しています。床がでこぼこしていたら寝づらいのでトラクターで平らにしたり、ベタベタしていたら交換したり。ストレスのある環境は肉質に影響してくるので、ゆったりできる環境をキープすることを大事にしています。同時に私自身もニコニコ働けるような雰囲気づくりを心がけています。働いている人に余裕がなければ、牛さんもそれを感じ取ると思うんです。仲間と元気に声をかけあったり、しっかり休憩を取ったり、みんながゆとりを持って働いていることも、石原牛が高い品質を維持している理由のひとつだと思います。
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「最高の牛造り」に大きな魅力を感じ
この仕事に挑戦することを決めました。脇本農場川俣 大志
専務とは小学校以来の友人です。仲間と集まりバーベキューで石原牛をご馳走になったとき、その美味しさに驚きました。「最高の牛造り」にはきっとやりがいがあると、魅力を感じました。専務に何度も誘っていただき、農場の仕事は未経験ですが、挑戦してみようと思いました。妻からも「不安はあるかもしれないけれど、実際にやってみて決めればいい」と背中を押されました。入社後は通路の清掃からはじめ、リフトでの餌やりなど、仕事の手順を覚えている最中です。実際に働き始めて、石原牛の牛造りの凄さを農場のあちこちで感じる充実した毎日です。石原社長はほんの小さな変化から牛さんの体調の異変を感じ取ります。その境地に達するにはまだまだ時間が必要ですが、「最高の牛造り」を担う一員として、日々を楽しみながら経験を積んでいきたいと思っています。
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感謝の気持ちをいつも忘れずに。
縁の下の力持ちとして会社を支えます。取締役/経理石原 智子
マル善の今があるのは、従業員さん、お世話になっている地域の方々、そして命を預かっている牛さんのおかげです。感謝の気持ちをいつも忘れないこと。それが私の仕事の原動力です。この十数年、たくさんの苦労もありましたが、社長がずっと志にしてきた「最高の牛造りを追求したい」という想いが実を結び、会社としても軌道に乗ってきました。でも、まだまだやるべきことはあります。従業員さんが気持ちよく働けるように、福利厚生を整えること。感謝をちゃんと伝えること。従業員さんを大事にするからこそ、牛造りに一生懸命取り組むことができると思っています。そして、地域とのつながりを大切に、地域へ貢献することにも力を入れていきたい。飲食店をオープンし、個人名を冠したブランドとして提供していく責任もあります。石原牛がみなさんに愛されるブランドになるよう、縁の下の力持ちとして支えていきます。
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どんな書類も、正確に、期日どおりに。
石原牛の信頼をしっかり守っていく。総務部長馬場 陽一
社長や農場スタッフが余計なことに気を回さず、現場の作業に集中してもらえるよう、経営上必要な各種事務手続きや職場の環境づくりを担っています。たとえば牛トレーサビリティ法ですべての牛の履歴を個体識別番号で管理する義務があるのですが、こうした数字を厳密に管理するのが私の役割です。10桁の識別番号は必ず読み合わせをして、書類に間違いがないように、期日に決して遅れないよう提出しています。他の書類であっても同様です。たとえ商品が素晴らしいものであっても、事務作業が雑であれば、ブランドは損なわれていきます。ひとつひとつの作業を丁寧に積み重ね、ブランドの信頼を守っていきたい。そして、イキイキと働ける職場にして、みんなが自慢できる会社にしたい。休憩時間になると、スタッフたちが笑って会話をしながら事務所に戻ってくる。そんな姿を見ているときが、一番心が安らぐときです。